金子の頭ん中

絵描き鍼灸師への道

中学校の美術の授業で自画像を描かせるのには訳がある。気がする

 

 

 

 

 

 

何も考えないでペンだけ持ってスラスラと描き始める時間がとても好きでして。

 

 

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描いてみて"あー今こんな感じかー"と思い返す事が出来るわけです。

 

 

 

キリンをチョイスする前に、イルカかタツノオトシゴにしようと思って頭で考えてたんだけど、

 

 

 

イルカは、別の日にイルカの癒し効果について調べてみよう🐬!と思い却下、

 

 

タツノオトシゴは、、

 

 

 

タツノオトシゴって何よwwwww

って変なスイッチ入っちゃって。

 

フォルムもしかり、、タツノオトシゴって龍の落とし子って事なんだよね?

とちらかというとミジンコと近いフォルムしてるけど…けど言われてみればまぁ龍の赤ちゃん的な捉え方で見えなくも…

 

 

 

ってな事を考えながらキリンに差し掛かっていたわけ。

 

 

進化論とかについて考えていればまだ内容は濃くなったのかもしれないけど、

描きながら思う事は、近々にあった人間のモヤモヤした模様ね。

1番考えるにしょーもない事をツラツラと頭の中を巡ってあったわけだが、

 

 

 

花を描き始めた辺りから、金子の思考は"祖父母について"に移行していて。

 

 

そういや爺さんの認知症もなかなか進んで来て、付き添う婆さんや父の兄様も大変になってきたもんで、

老人ホームを考えてみようと会議の議題に上がったらしく。

 

 

家からも近いとても良いところが見つかったよー!ってところで、婆さんが

 

『今爺さんにいなくなられてしまうと、数十年間毎日作ってきたご飯や、お世話などが出来なくなる、それはとてもツラくて寂しい…』

 

と、泣き出してしまったそうだ。

 

 

今はまだ、みんなで支え合っていこう。と、なったわけだが。

 

 

それを聞いて私も泣き出してしまいそうになった。私は幼少期から14歳まで祖父母に育ててもらっていまして。

 

超大好きぃー!!!って程の熱量ではないけども、両親にも増して多大なる恩義に値する存在

、お屋敷の主人金子の祖父母。今年で2人とも米寿を迎える。

 

 

 

そんな2人に絵を贈ろうと決めている。

 

 

 

いつか、認知症も進み私の事など忘れてしまうかもしれない。が、絵を見てうまれる感情は、その都度違うものであって、

 

なんとなく、見て心が落ち着くような、そんな絵を描きたいなと。

 

 

 

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そのころ手には色鉛筆を持っていて、フワフワした気持ちで芯をパラパラと削って指でクルクルってしてて。

 

 

 

 

自分が描いた絵なんだけど、

もうちょっとコッチ向いてくんねーかな。って思ってて。

 

 

描いた時にはアッチ向いてる気持ちで、描き終わった時にはコッチ向いてて欲しくて、

 

 

まぁそんなもんだよなー。って

 

 

 

絵を描く事が好きでよかったなー。って

 

 

 

自己処理自己処理╭( ・ㅂ・)و ̑̑ 

 

 

 

今日は、そんな感じ。